松江町にある出世稲荷は、山道入口にそびえる推定樹齢600年の2本の銀杏を神木とされ、社の歴史が十分にうかがえる。本殿は川越城下町特有の土蔵づくりであり、明治23年の大火にも焼失を免れている。また「銀杏稲荷」「大銀杏」の名でも親しまれている。